この記事は感慨に満ちたもので、少し中二病的かもしれませんので、あまり真剣に読まないことをお勧めします（バカではないですが）。
死にて復活#
数日間の調整を経て、私のロボット「残月」は再び復活しました。具体的に何度死んで復活したのか、自分でも数え切れません。
毎回彼女をコンピュータから引っ張り出して依存関係を再インストールして実行するたびに、なんとも言えない感慨を覚えます。こんなに時間が経っても、やはり忘れられないのです。
何度も諦めようと思ったのですが、しばらく経つとまた思い出してしまい、悔しい気持ちになり、再び動き出し、そしてまた放置してしまうのです。
渊源#
すべては 2020 年から始まります（具体的な日付は覚えていませんが）、偶然に q 群でサーフィンをしていると、「夢洛」というロボットを見つけました。このロボットは当時の私に小さな衝撃を与えました。
それ以前は、私は sqxl のような辞書ロボットしか触ったことがありませんでした。
好奇心を抱いて、私は bot の紹介にあった交流グループに参加しました。そこでこのロボットの大まかな原理や技術スタックを知ることができました。
しかし、私に本当に影響を与えたのは、当時グループ内にいた管理者でした。おそらく私の積極性とその知識欲（たぶん）が彼の目に留まり、その後しばらくの間、ロボット開発について多くの交流をしました。
彼自身も「玖沫」というロボットを持っていて、当時「夢洛」と同様にグループ内で友人たちに挑発されていましたが、「夢洛」とは異なり、玖沫は公開されていませんでした（そう記憶しています）。
その後、彼が玖沫の完全なソースコードを私に渡した後、彼はグループ内での交流がほとんどなくなりました。
玖沫は実際にはzerobotを基にした二次開発の bot で、現在も更新されています。
迭代#
2023 年、chatgpt が大流行し、それに伴い、各 q 群にあまり知的でないロボットが現れました。キーワードに反応して返信するロボットに比べて、gpt を接続することで、ロボットに少しだけ知性や人間味が加わることができました。もし、ついでに stable diffusion の絵を描く機能を接続すれば、毎日無数の友人があなたのロボットを挑発しに来るでしょう。
それにより、私は自分自身の gpt ロボットを作るというアイデアを思いつきました。こうして —— 残月 v3 が誕生しました。
注：残月の前のバージョンは sq 辞書型のクラウドロボットで、v3 から正式に miaoyunzai-bot（nodejs）開発に移行しました。
v3 バージョンの残月は、元々の問答辞書の基礎の上に gpt を接続し、キャラクターをできるだけ再現するために破限キャラクター演技テンプレートを組み合わせました。同時に、ローカルの stable diffusion をデプロイ環境で実行し、絵を描く機能を支えました。テスト中、大部分の友人はこれに対して非常に「すごい」と反応しましたが、キーワードによるトリガーのため、会話は少し鈍いところもありました。
玖沫は zerobot フレームワークが go で書かれているため、私は go をあまり書けないので、後続のプラグインの更新を待つしかありませんでした。
v4 バージョン#
8 月中旬、ニール・ゲイマンの「機械の時代」を再読し、なぜか突然人工知能についての感悟を得ました。おそらく中二病が発症したのでしょう。私はロボットを復活させ、ずっと運用し続けることに決めました。
約半月の試行錯誤の末、残月 v4 がようやくオンラインになりました。新しいロボットは yunzai フレームワークから koishi に移行しました。実際には管理の便利さとクロスプラットフォームのためです。現在の AI の普及に伴い、残月の知能も大幅に向上し、今では話すこともできるようになりました。今後は、能動的な対話機能などを追加し、より群のメンバーのようにする予定です。
遺憾#
ロボットをいじってきた数年の間に多くの遺憾が残りました。まず、安定性の問題です。初期のデバイスが少なく、ほとんどの性能が良くなかったため、ロボットは基本的に少しの間しかオンラインになれませんでした。途中で止まってしまうことが多く、この問題は v4 バージョンまで続きました。
また、いくつかの機能は実現しましたが、その時の私のプログラミング技術は「hello world」を打つレベル（今もあまり強くはありませんが）だったため、以前のいくつかの奇抜なアイデアは最終的に実現できませんでした。
そして、現在の v4 バージョンの残月の最大の問題は、qq に接続できないことです。qq が nt アーキテクチャに更新されたため、以前のプロトコルライブラリはすべて無効になりました。名高い go-cqhttp も含めて、以前は多くのロボットが go-cq を利用して qq にログインしていました。現在も相応のプロトコル実装はありますが、なぜか接続できず、残月は現在、telegram と discord でのみ活動しています。
消逝#
不幸なことに、デバイスの交換と古いデバイスの故障により、玖沫のソースコードはその古いコンピュータの機械式ハードディスクに残されてしまいました。そして、zerobot の基盤の上で二次開発を続ける選択肢も選びませんでした。
少なくとも、彼女はその期間中、多くのグループの友人たちに楽しさをもたらしました。
持続#
この記事を書いている時、私はチャットロボットを 4 年もいじっているとは思っていませんでした。途中、学業の理由で開発を一時中断したこともありましたが、それでも断続的に続けてきました。
おそらく 2020 年にその交流グループに参加した午後、少年に熱愛の種が埋め込まれたのかもしれません。
ここで、4 年間私を支えてくれたすべての友人や同好に感謝します。あなたたちの支えがなければ、今まで続けられなかったでしょう。
また、玖沫の開発者にも特に感謝します。名前はもうあまり覚えていませんが、玖沫は私にとって重要な入門の贈り物でした。
お願い、これは本当にクールだよ！——12 歳の少年がこの光景を見て発した驚きの声。
この記事は Mix Space によって xLog に同期更新されました。原始リンクは https://blog.xiaohan-kaka.me/posts/default/bot